自己肯定感
せんべいさんのブログを発見して、全部の記事を読みたくなってしまって、午前はほぼそれを読んで終わった。
読者を想定しているから、頑張って書いているのは当然だが、とても上手な文章だと思う。
自分の気持ちを率直に書いているが、同時に詩的でもある。
なぜこのブログを読むことになったかというと、自殺関連の記事を漁っていたところ
「再就職は宝くじに当たるよりも難しい」と荒唐無稽なことが書いてあって、この人の認識に確実にバイアスがかかっていると思い、自分と似ていると思ったからだ。
自分の大学はFランだ、マーチに行ったほうがよかったと父親に言ったらそれはあまりにも世間の常識からかけ離れていると言われたのと同じだ。
私はこの人の顔を見たことないけど、ただ繊細で苦しんでいる人というイメージが伝わってくる。
自己肯定感
「なんの根拠もないけど、自分は生きていていいんだ」
と思える感覚
らしい。私はかなり図々しいように振る舞うことはできるが、こういう自己肯定感はない。
私が図々しく振る舞うことができるのは、相手の気持ちなんて考えちゃいないからだ。
私は友達作りに来たんじゃない。他人がどう思おうと、私は他の奴らのせいで自分の関わったプロジェクトが自分の考える最高未満の仕上がりになることは耐えられない。
私がみんなを引っ張っていくべきなんだと、そう考えたんだ。
そう思えるのはまずすごい。自分から見ても。
クラゲのように軟弱な私に背骨を与えてくれたのがこの呪いのような、恩恵のような言語力。
これだけは右に出る者はいないことは自信を持って言える。
TOEFL iBTで高校の時115点とったやつがいたが、そいつにも私は勝てると思う。
なぜそう思うのかはわからないし、そもそも何を持って勝ちとするのかがわからない。
でも英語で考えること、書くこと(26点だったが)ができる。
やってて楽しい。
この人は本を読んだりして、無意識に自分の感受性だったり文章力だったりを磨いているんだと思う。
井の頭公園に来たりしているあたり、遠くても関東圏には違いない。
会おうと思えば会える。
会って見たいと思わせる文章だった。