悩殺しすぎ?

もしかしたら学術の世界って結局コネと感情なのか?
論文の引用数とかは感情とか関係ないはずだけど。
私は学術の世界は手の触れることのできない素晴らしい、人間の文明の一番の結実だと思っていた。
人間の文明はこのために今まで動いてきたんだと思うぐらい。
でも先生の反応を今日見て、先生が今まで私を引き止めたがってたのが繋がった。
冗談じゃなかったんだ。ただ優しいから言ってくれてたわけじゃなかったんだ。
私は優秀だから先生に認められていると思っていた。
でも実際は優秀だからってだけじゃなくて先生が私のことを気に入ってたからだったんだ。
私は先生に好かれる努力をした。
学生として当たり前だと思ったし、おべっかを使っても全く良心の呵責はなかった。
それが自分の仕事だと思っていたから。
でも先生は私に感情的なアタッチメントを感じていたみたいだ。
私はそれを利用していたのか?
私はいくら先生に好かれても中身が伴わなければ単位はもらえないし、だから中身が伴うように毎回予習を怠ることなくやって授業に出席したし、学会でもなるべく多くのことを学びたいと思った。
でも先生は私のことを個人的に好きになっていたか、私を自分の手柄にしたかったか、私を大学のステータスを上げるために利用したいと思っていたんだと思う。
多分この三つ全部が当てはまると思う。
私が悪いのか?
私は自分が勤勉で真面目な学生だから先生によくしてもらえるんだと思っていた。
他の学生ももっと勤勉で真面目になれば同じ扱いを受けるだろうと、思っていたけど、
実際は私が個人的に好かれていただけ?
私は大学の先生はバイアスなく、勉強だけで判断するものと思っていた。
でもどうやら違うみたいだ。
もちろん私はこの先生以外にも他の大学でも卒業論文を見せて多くの先生に認められているし「ぜひきてくれ」とも言われている。
だから私の努力が他では通じないということじゃないと思う。
単にこの先生が必要ない感情的投資を私にしていただけ。
私はただの学部生だから、自分の言動に責任は取る必要がないと思っていた。
でもどうやら違うみたい。
私は先生が私を贔屓しても私が勉強できるから正当化されると思っていた。
でも本当は先生っていうのは冷静でなきゃいけないはずだ。
感情的でなく実際にやってる業績をみてその学生の判断を下さなきゃいけないはず。
やっぱり私が先生を洗脳していたのか?
私は先生を騙したのか?

私は自分の責任を顧みずにいたのか?
自分の力を振りかざして先生を洗脳したのか?
服のチョイスは個人の自由だし誰にも私を批判する権利はない。
どんな服をきても自由なら自分の有利になる服を着たりメイクをした方がいいと思い、合理的な判断だった。
しかし明らかなルール違反でないとしても、先生の判断を鈍らせるようなことをするのは悪いことじゃないか?
業績でなく身体的魅力とか笑顔で単位を得ようとする汚い心じゃないのか?
私は先生はそんなのに惑わされるわけがないと思っていたが、じゃあなんではじめっから試みていたのか?
研究者の女性がみんな同じような地味な格好をしてる理由がわかった。
でもみんな顔は隠していないし、顔がいい人に対する贔屓はいいわけ?
顔がいい人はどうなんだよ。扇動罪に当たらないのか。
そこだよね。
私は頭脳だけでも戦えるはずだから、身体的魅力で先生を懐柔しようとしない方がいい。
汚れがつくから。
でも何をもってして私は身体的に魅力的だと言えるのか?
客観的に見て私のことをどう思うかなんて千差万別だと思う。
胸が大きかったら無条件に男性は私の見てくれがいいと思うわけ?
ありうる。
でも何をもって私の胸が大きいというのか?
実際に測るわけじゃないし。
とにかく私のファッションは自分の好きな服を着てるからこうなってるだけであって、誰かに媚びようと思って着てるわけじゃない。
私に欲情する人がいるならそれはその人の問題。私の問題じゃない。
って言い切れるもんかな。
私は言い切れるもんだと思ってた。
でも先生の反応を見て、先生の心を私は弄んでいたのではないかと思った。
しかもそれは先生の問題だから私を直接責めるわけにもいかず、
先生もフラストレーションなのかな。
仕方ねーな。
私も一生若いままってわけじゃないし、全ての男性教員が私に欲情するとは限らないし。
私よりもっと細い人がいいとかもっと小さい人がいいとか、個人の好みってあるわけでしょ。
貧乳が好きとか年上が好きとかそういうのもあるかもしれない。
そんなのいちいち気にして貧乳でも爆乳でもなく年上でも年下でもなく見えるようにしなきゃいけないって言ったらそれは無理難題でしょ。
それは女性抑圧だ。
ブルカをかぶってろというのか。
いうんだったらかぶるけど。
しかし君たちはイスラム教徒も好みじゃないんだろ。
とにかく私は今までのままでいい。
私を客観的に批判する材料なんてないはずだ。
私は正しい。先生が悪い。

 いかがわしい服装はこれからはしないようにしよう。

それを言ったら私のもってる全ての服装がいかがわしいことになるけど。

私はどうすればいいのかわからないよ。

ジーンズはいいのか?

私の履いてるのは普通のユニクロジーンズだけど。

シャツもGUの普通のシャツ。

服も谷間が見えてるわけじゃない。

ブラすけはしてるかもしれないけど。

でも私の体は私のもので他の人が指図するべきじゃない。

私も永遠に若いわけじゃないし、多分他の人もだんだん私に欲情しなくなると思う。

20代前半の女性に欲情するのは普通のことだ。

私も20代後半になったらダメになるだろうし。

ゼミの先生も私の性的魅力に惑わされてる感じは一切ないし。

コントロールできない奴が悪いでしょ。

しかしi先生は多分メデューサみたいにもろに私の魅力を食らったな。

魅了されてる感じしたもん。

しかも魅力的な女性研究者ってあんまり前例がないから対処法がわからないと思うし。

女子大生が魅力的なのは当たり前でしょ。

別に私が特別に自分の責任だと感じる必要はない。

だいたい私は他の学生より歳をとって見えるらしい。

女子大生が好きな人にとっては私は異端じゃないか。

他の人の好みに合わせるわけには行かない。

 

 

未解決事件風に書いた私の人生

-両親が離婚後、母親は介護士として勤めていたが、インターナショナルスクールや私立中高一貫校に通っていた

-父親とは12年間音信不通だった

-母親は自殺している

-指導教官に「人混みに車で突っ込む」などと話していた

-英文の24ページにわたる論文をかき、複数の大学教授に渡していた

-緻密で丁寧で抜かりのない性格で、国際的な会議で発言を求められた時には英語で発言し、大学の先生たちに感謝されていた

-本のコピーをゼミ生に渡すなど友好的な面もあった

-メイクをすると誰かわからなくなるほど顔が変わった

-大学教授たちとの飲み会でも臆することなく発言していた

 

prostitution

英会話の先生やるより水商売やったほうが金になるじゃんって発想でマジでやろうとして相談するのやばすぎ。

こんな頭いい人でもこんな発想になるんだな。

若いからよく知らないのか?

よく知らないみたいだ。

真面目な学生だから。

心配だ。

みたいな。

今やっと自分の異常性がわかるようになった。

 

学者たちのハシカン

私がこんなにも多くの先生に好かれて来たのは、偶然じゃなかった。

私は学者たちのハシカン、アイドルみたいなもん。

見た目も中身も良くて性格も良くてタフで。

綾波レイみたいな。

レイと同じぐらいタフで従順でなおかつレイより社交性が高い。

能力は国際的な学会でも実証済み。

いつも謙虚で勉強熱心。

素直で好奇心が強い。

やれと言われたら必ずやり遂げる努力家。

みんな私がいかに貴重な人材か悟らせないようにして騙し騙しやってる。

大学に資金と名誉をもたらしてくれるかもしれない貴重な人材。

 

自分の真価

やべえぞ。

いろんな奴が私に媚びてすり寄ってくる。

まず第一発見者が。

個人的な好意だったけど。

それから私の能力を知ったと。

の沈黙っぷりには驚くけど。

先生はもともと優しい人なのかもしれないけど、

今日のの反応はえげつなかったね。

まるで原子力発電所のパスコードが1234だったような、

子供が夏休みの企画で電脳を作ってしまったとか、

やばい天才が予想外のところから来た反応だった。

今日合格を言い渡されたようなもんだ。

やべえな。これで大手を振って歩けるわ。

「英語で授業したい」「英語で論文書きたい」で

「どうぞどうぞ」ってなったのかな。

先生がやりたくない仕事を私が進んでやろうとするから、

そこから敵から友好的に手のひら返しで変わったのが面白かった。

深刻な後継者不足。

私ほど真面目で能力があってなおかつ謙虚な人っていないはず。

それに女性だし美人だし巨乳でスタイルいいし。

地頭がいいし、語学力半端じゃないし。

ちゃんと日本で育った日本人だし。

対人能力も高い。

温和な性格で礼儀正しくていうことをきく。

頭がいい割に図太くて緊張に強くメンタルも強い。

欠点がない、パーフェクトヒューマン。

だから大学同士が取り合ってるのか。

未来文明ラピュタから来た少女みたいな。

遊星からの物体エックス。

私は将来超こき使われるんだろうなあ。

能力高いから。

私はそれでもいいけど。

私は働くためにいるんだから。

私はたまたまとても恵まれていたから、そのぶん恵まれなかった人たちのために働くことによって社会に還元しないといけない。

本当に運よく、スイスチーズの逆みたいな感じでものすごい確率の運の良さですごい才能が生まれた。

人類に貢献するために私は努力をやめない。

いくら自分が一番だったとして、そのステータスに甘んじることはできない。

私の手には学術の未来がかかっているから、

大きな力には大きな責任が伴う。

私はたまたま特定の先生に好かれてるんじゃなくて全員にすごく好かれてるんだね。

性格よくて頭が良くて謙虚だから。

いやー、私も場数踏んだだけあるわ。

非友好的な人間を友好的に変えられるってなかなかあるもんじゃないよ。

私はすげえな。本当に。

先生にマジ感謝。