恐ろしい冬休み その2
彼は夢の中でうなされ始めた。身をよじって拘束から身を解こうとしている。椅子ごと倒れそうになったので私は腕で支えた。彼を緊縛するのに時間はかかったが、まず彼の体が身動きが取れないように腕を後ろにして縛った。それから体を椅子に縛り付け、二重に拘束しておいたのだ。
彼の足は椅子の足に縛り付けた。頑丈な椅子なので成人21歳男性が全力で身を解こうとしても壊れはしないだろう。股を開いて座っている状態だ。
彼が目を覚ました。目をパチパチさせ、目をこすろうと手をあげようとするも手が届かない。彼が一瞬にして明瞭な意識を取り戻し、目の焦点を私に合わせるのがわかった。私は彼の椅子の前の床に座っていた。
「??」
彼は全く状況が把握できていないようだった。口を聞こうとしても口が動かせない。彼は自己表現のすべを完全に失っていた。私はにっこりと微笑んで立ち上がった。
「おはよう、Kくん」
「昨日あったこと何も覚えてないの?」
「Kくんがこうして欲しいって言ったから私やってあげてるのよ」
彼は首を横に振って、うなった。授業ではハキハキと大きな声で発表していたKくん。今は顔だけのジェスチャーゲームを余儀なくされている。
「ギャグボールとって欲しいの?」
彼は大きくなんども頷いた。
「ダメよぉ。あなたがこうしてくれって言ったんじゃないの。」
「『僕はいつも言葉に頼りすぎなんだ、知識で頭でっかちなんだ』ってね」
「こうすれば何も難しいこと考えなくていい、話さなくていいわ」
彼は実際昨晩そう言っていた。彼は頭がいいので何かと悩みがちのようだった。私もそこには共感できた。
「私もあなたと同じよ。色々考え込んじゃうの。でも…」
「こうすれば、ムダなこと考えなくていいでしょ」
私は彼と目線を同じ高さにして、幼児を諭すように優しく語りかけ、彼の頰に手を添えた。
私は彼の胸に手をかけた。体温がシャツ越しに指先に伝わってくる。私は彼のシャツをまくりあげた。可愛いピンクの乳首がピョコンと顔を出した。
「あはっ!かわいい」
私は彼の胸を撫で回した。肌がすべすべしていた。
「ズボンも脱いじゃおうね」
私が彼のベルトに手をかけると彼は激しく抵抗しだした。私は構わずベルトを外し、ボタンをあけジッパーを下げた。ズボンの足をひっぱると、彼のパンツが露わになった。
「あれ?これってもしかして女物なんじゃないの?」
薄ピンクの木綿のパンツで派手ではなかったが、確かに女物に見えた。
「君いつも女物のパンツ履いてるの?」
彼は必死に首を横に振った。
「君もしかして女装趣味とかあるの?」
彼は目を逸らした。
「あってもおかしくないよねえ、こんなにかわいいんだから。」
「私の優秀な同級生のK.Iくんがまさか女装趣味だったなんてねえ」
私は彼のパンツに顔をうずめて思いっきり息を吸い込んだ。
「あ〜、いやらしい匂い」
Kくんの温かい匂いが私の脳の感情をつかさどる所を通って抜けて行った。私は床に膝をついて、パンツ越しに彼のモノになんども小さくキスをした。私は幸福感に包まれた。私は隣に丸椅子を引っ張ってきて彼の肩を片腕で抱え、もう片腕で彼の下腹部に手をやった。熱かった。
「あれ〜?何かなーこれ」
彼のパンツに小さくしみができていたのに気づいた。心なしかパンツの下で勃起しているようにも見えた。
「興奮しちゃったのかなぁー?」
私の四つん這いになった姿をみて興奮したのだろうか。私はラテックスのボンデージに身を包み、乳房と尻と性器が露わになっていた。自慢じゃないが、私はスタイルがいいとよく男性に褒められる。ふくらはぎは細いが、太ももは肉づきがよく、尻は大きい。胸もEカップはある。体重に気をつけているのでお腹はくびれて腹筋がうっすらとついている。乳首の色や形がきれいなのが服の上からはわかってもらえないのを残念に思うこともあった。しかしK君には十分にわかってもらえたみたいだ。
私は隣に丸椅子を引っ張ってきて彼の肩を片腕で抱え、もう片腕で彼の下腹部に手をやった。熱かった。
私は指の腹で彼の性器の手前の陰毛の生えた所をさすった。耳に舌を這わせると彼はより強く勃起した。
「勃起しちゃったの?女装パンツでガマン汁のシミ作っちゃって」
私は彼のギンギンになったモノを取り出した。太くて長くて、少し皮を被っていた。先からはガマン汁が滴っていた。
「あら、もうこんなになっちゃったのねえ」
「大丈夫、いい子にしてれば誰にも言ったりしない」
「いい子にするって約束できる?」
彼は小さく頷いた。
実を言えば彼のギャグボールで歪んだ顔を見るのにも少し飽きていたところだった。私はそこでさるぐつわを外してやった。