僕を神様にしてください
私は今日も父親と自分の学歴コンプレックスの話をした。
父親は、うちの大学じゃなきゃ留学をする気になれなかっただろうと正当化しようとした。
いや、別に行きたくないし。
なんで申し込んでしまったのか。一生後悔することになる決断かもしれない。
まあ東大も諦めざるを得なかった自分にはそれ以上後悔する決断なんてあり得ないんだけど。
私はもうこの時の選択が一生付いて回る。
母親の死と同じぐらい、毎日考える。
もうこの脳みそが一生の中で考えることの数パーセントはもう決まってしまっているんだ。
大学選びの後悔、そして母親の死。
それで芋づる式に出てくる父親の不甲斐なさ。
私の会ったことのない腹違いの妹たち。
会いたくもない、血を分けた妹たち。
生きるのって嫌だなあと思うこと。
保健室のクソ女。
母親の死体がぶら下がっていたドア。
この脳みそはいいことは思い出せない。
いいことは何もなかったんだと、そう思おうと思えば思えてしまう。
辛かったことはいくらでも出てくる。ザクザクと。
でも唯一よかったことはたった一人の友人に会えたこと、そして彼女の家族と仲良くさせてもらってること。
美しいものが見れたこと。
短い間でも愛されたこと。
一握りの数の先生に認められたこと。
o先生のpdfをついに開けようとした。
それは行儀よく、ダウンロードされたもののファイルの中に入り、露出狂のように勝手に開くことはしなかった。
よかった。
Cだった。
まあこいつの授業は二度と取らないからいいんだけどね。
せめてFじゃなくてよかった。
グッバイ、o。
すれ違ってももう挨拶しない。
糖尿病患者の腐ったキンタマみたいな顔色しやがって。
クソが、死ね。死ね。死ね。
まあ単位は来そうか。成績は決してよくないけど。
留年よりかはマシか。
研究者でもダメかもなあ。成績悪くて。
何もかも八方塞がりのような気がする。
でも学部時代の成績が悪くても優秀な奴はいるみたいだ。
カフェラテを飲んだからか、眠れない。2時近くなのに。
あーあ。なんでだろう。なんで嫌われたのかな。
なんで私が。嫌われなくちゃいかんのだ。
クソみたいな授業をする奴が悪いだろう。
アンケートを出すには担当の生徒が帰ってしまって無理だったが。
匿名で罵詈雑言を吐く唯一のチャンスを無くしてしまった。
学生時代の論文について質問する手間:★★★効果:★★★★★今は博識でその業界での権威と言われていようと、学生時代から図抜けていたとは限らない。そこで教授の恥ずかしい過去をあえて持ち出してみると良いだろう。博士論文ならば国会図書館に収蔵されていることが多いし、修士論文も探せば案外見つかるものである。その教授の処女論文でも良い。学士論文や、学部時代のレポートなどが見つかればなお良いだろう。そういう論文を持って教授のところに行くわけである。「この論文について教えていただきたいのですが」。……君が不意に小学生時代の日記を差し出されたのと同じくらい、その教授も恥ずかしい思いをするはずである。この方法の素晴らしいところは、リスクをほとんど取らなくてよいということである。いくら古い論文とはいえ、純粋にその論文に関する質問をされた以上、筆頭著者として答えないわけにはいかない。自分の研究を全否定することになるので、「そんな論文読まなくてよし」と追い払うのも気が引ける。「君はどう思うのかね?」という反撃も、この場合有効でない。教授いじめにはこれ以上ないくらい効果がある。
よし。これをやるぞ。暇な時に。
ストーカーして住所をつきとめて、匿名のカミソリ入りの手紙を出すとか。
こいつの研究室に潜入し、生エビを見えないところに隠すとか。
これはちょっと現実的じゃないが。
まああいつに私の良さはわからない。
それは彼の研究者としてのロスだ。
仲良くしておけば私の恩恵に与れたかもしれないのに。愚かな奴め。
でもあいつは政治学が一応?専門なはずだ。
私は政治学は専門じゃない。
だからこいつがお気に召さなかったと言って世界の終わりじゃない。
むしろ始まりだ。(何が?)
こいつは私のゼミの先生ともいまいちタッグ組んでないし、仲良くもなさそうだからいいか。
嫌だったらもう大学中退するしかない。
私はやっぱり勉強が嫌いなんだよな。
英語教育とか英文学について勉強するならいいかもしれないけど。
やっぱり就活頑張ろうかな。
こいつは私のことが嫌いなだけ。
私情を挟まない教員なんて本当はいない。
そんな人間どこにもいやしない。
目上の人に気に入られるのが難しいなら、ニートになるしかないのかもしれない。
海外に行けば違うかもしれないが。
私は多くは望まない。
経営者になったって構わない。
むしろ経営者になるべきだ。
私は楽に生きたい。
大学院は苦しそうだし、とりあえずIHIとNHKを受けて、あとは人気のなさそうな企業を一通り受けて引っかかればいいや。
TOEIC 730点あればいい世界で果たして自分が真っ当に評価されるのかは全くの謎だが。
自殺はお早めに♪