研究者になれるということがこれほど嬉しいことだなんて思わなかった。
でも確かに修士ぐらいは取っておきたかったんだ。
先生に聞いてみて本当によかった。
すごく満ち足りた思いだ。全く彼氏が欲しいと思わない。
私はそもそも彼氏が欲しいんじゃなくて、誰か尊敬する先生に褒められたいだけなのかもしれない。
だから彼氏がいても満ち足りないしすぐ別れてしまうのかもしれない。
理由はこれだったのか。
ということは私はアカデミズムの世界に入って、年上の先生がいくらでもいる世界に行って、そこで褒めてくれる人がいたらずっと幸せでいられるということなんじゃないか。
本当に嬉しかった。