ホームセンターへGO!!

彼はそのまま私のブラウスのボタンに手を伸ばした。彼はもうこれが済んだら帰れると思っているんだろう。私はされるがままに胸を触らせた。そのまま私も服を脱いで、69をして、やがて騎乗位になってファックした。

私はその間なんとも思わなかった。

K君とつながれるのに、この無気力感はなんだろう。

彼の体に縄の跡がついていないと、やっぱり面白みのないただの男にしか見えなかった。

彼は私の腰を手で押さえて弾みをつけてピストン運動をした。

お互いに声も出さず、彼はひたすら射精することに集中していた。

いけないなあ、K君。もっと女を喜ばせなきゃ。私とおまんこできて嬉しくないの?

私、なんでこんなやつに構ってやってんだ。私のこのボディのありがたみがわからないのか、K君。私は内心そう思った。同時に彼はやはり私に対してなんの感情も抱いていないことを察した。自分の仕掛けた虚構がボロボロと剥がれ落ちていくのを感じた。

この平凡な男。

顔がちょっといいからって私が期待をしすぎたんだ。私はそのまま彼の腕を振りほどき、彼の顔に体重をかけて座った。

「んー!!んー!!」K君はうめいた。このままじゃ窒息するだろう。

私は彼がジタバタさせる腕を無理やり掴んで、ベッドの足に手錠で拘束した。私は次に彼の足の拘束をしていた柔らかな素材を手錠に置き換えた。彼が騒ぎ始めたので、私は彼の顔に何発かビンタを食らわせ、ガムテープで口を塞いだ。私はそのまま彼に背を向けて、一人で考えたかったので床に座った。

 

どうしよう。警察に通報されないようにどうやってこいつを解放しようか。ずっとここで面倒を見るわけにもいかない。そもそもこんな平凡な人間のどこが気に入ったんだ。片思いってのは片思いだから美しいんだ。月は遠くにあるから美しいけど、近くで見れば穴ぼこだらけ。私は冷静に考えるために、とりあえずアパートを出た。

ここは閑静な住宅街だ。目の前には民家。彼をトランクに詰め込んで運び出すのは現実的ではなさそうだった。本当だったらそのまま海に捨ててこようかと思ったが、あまりにもリスクが大きかった。

私は彼を安全に処理する方法を二通り思いついた。

私はとりあえずその足で近くのホームセンターへ向かった。