私は綾波レイ
私は改めて綺麗だと思った。
リサイクルショップで祖母に服を何枚か買ってもらった。
ピンクのカーディガン、白いシャツ、グレー系のニット半袖、そしてタダだったユニクロのスカート。案外使えそうでびっくりした。
私はやっぱりきれいになったなと思う。
何が変わったんだろう?表情の豊かさかな?
肌が白くてツルッとしてて若くて唇の形がよくて鼻が小さくて、笑顔が可愛くて、礼儀正しくて、臆さないし、性格がいいし、
外大スピリットをすごく受け継いでいる。
なおかつ先生たちに顔がきく、まさに教授たちのアイドル。
オリンピック招致の時の滝川クリステルみたいな。
マジで化粧品・ジュエリー売り場とかで働けそう。このきれいさは。
いや、私が自分の美しさに気づいたんだ。
今までずっと私は気づいてなかった。
でも見た目に気を遣い始めたら気づいた。
そして気づいた美しさを周りの人にもわかるようにメイクをして着飾った。
そして私は晴れて、広告塔に、学部生の時から任されている。
とてもオフィシャルでクリーンで、オフィスで、なおかつ若くてちょっと不器用そうで色白で勉強ができて可愛い。